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UCSI大学 UCSI University
一般財団法人海外留学推進協会は入学手続きを無料でサポートしています。
H.S.さん マレーシア留学体験談
- 22歳男性
- 学校名:UCSI University
- 学部学科:business, business admin
- 留学プラン:本過程1.5学期+インターン4ヶ月
- 留学開始時の目標:ビジネス英語力を身につけ、世界で働ける人間になる
留学前
【1】どうしてマレーシア留学を決意しましたか?
理由は授業料・生活費の安さと英語力の高さの二点。
前者に関して:元々日本の交換留学で授業料を抑えた形で留学しようとしていたが、コロナが発生して行けなくなった。両親に金銭的な負担をかけられない状況であったため、自分の貯金で留学できる国を探しており、マレーシアの大学の授業料と生活費の低さが魅力的だった。
後者に関して:前者の条件をもとに何個かの国が候補として残ったが、国民の殆どが英語を話すことができ、様々な国から留学生が集まる「英語漬け」の環境に最も近いのがマレーシアであった。
【2】マレーシア留学の手続きは簡単でしたか?
留学推進協会のエージェントさんのおかげで、時間をかけることなく手続きを進めることができた。また、その浮いた時間を英語の勉強に当てられた。
【3】留学前にどのように学校についての情報収集を行いましたか?
WEBで情報収集、現地の大学に通う日本人学生をインスタで探し、チャットで質問。
【4】今の学校に決めたのはなぜですか?
日本人の少なさ
【5】入学までに必要な英語力はどのように付けましたか?
IELTSの勉強(オンライン英会話など)
【6】海外留学推進協会のサポートはどうでしたか?
一言で言うと、「無料でここまでしてもらえるのか」という驚き。担当の留学推進協会のエージェントさんには国選び・大学選び・手続きはもちろんのこと、それ以外の留学におけるマインドセットや渡航中のトラブルなどに関しても本当に親身に相談に乗っていただいた。他にも数多くの留学エージェントの会社さんはあるが、価格といい、支援の質といい、海外留学推進協会に優っているエージェントはないと思う。
マレーシアでの生活
【7】マレーシアの生活の中で楽しいと思えることを教えてください。
2点ある。1点目は様々な国から集まる留学生との交流。シェアハウスをマレーシア人とミャンマー人の二人としたり、彼らの友達のカンボジア人やパキスタン・エジプト出身の友達などともたくさん交流したが、その中で自分にはない考えをする外国人の友達と接することで自分の知的好奇心が刺激された。2点目は食事。冗談抜きで美味しかった。そして何よりも安い。マレーシアはフードアイランドと呼ばれるが、間違いなく自分も賛成である。
【8】マレーシア生活中の苦労したことを教えてください。
言語の壁。ほとんどの生徒は確かに英語は話せるのだが、第一言語が同じ生徒同士(マレー系マレーシア人同士や中華系マレーシア人同士)などで固まると、自ずと彼らの母国語での会話が主流になる。その中で、英語しか話せない自分が会話に入ることは難しく、一人ぼっちになってしまうこともあった。
【9】生活費は月にいくらぐらいですか?
食費 | 3万 |
---|---|
家賃 | 1.5万 |
通信費(SIM等) | 3000円 |
交際費 | 2万 |
合計 | 6万8千円 |
【10】普段は英語を使って生活していますか?
日本人の友達を作らないようにし、シェアハウスもマレーシア人・ミャンマー人の3人でしていたので、基本的には常に英語を使っていた。また、長期インターン中も現地企業で行ったため、英語を使っていた。
【11】週末の過ごし方を教えてください。
マレーシア人の友達たちとスケボー、パブに繰り出す、など。
【12】日本にはどのくらいの頻度で帰っていますか?
0回
【13】お金の管理はどうしていますか?
現地口座を作ったが、基本的にはデビットカードで支払いと現金の引き出しをしていた。
【14】寮のタイプを教えてください
コンドミニアム。3人でキッチンやリビングなどをシェア。3つの個人の部屋があり、自分は一番大きい部屋に住んでいた。
【15】寮での生活、ルームメイトとの生活はどうですか?
楽しいと思えること
自分の部屋を開ければ常に英語を話さなければならない環境であったため、英語力が向上した。また、一緒にご飯を作ったり、買い物をしたり、本気で文化や民族の違いに対して議論をするなど、クラスメイトよりもより親密な関係を築くことができた。留学が終わって半年以上経った今でも連絡を取り合っている。
苦労したこと
騒音や掃除の頻度。ルームメイトの一人が彼女を頻繁に家に泊めていたため、夜遅くまで音がうるさかった。また、掃除をあまりする文化がなかったため、キッチンなどの共有場所が汚れていた。
【16】友人関係
留学当初、自分の場合は英語で流暢に会話できるレベルではなかったので、基本的に話しかけても相手にされなかった。そのため、日本に興味のある人や自分の英語力の低さに理解ある人を探し、とにかく話しかけるようにした。
日本人は思っているよりも多かった。日本人コミュニティーがあり(おそらく15人くらい?)、自分以外の日本人は基本的にそのコミュニティー内で常に遊んでいる様子だった。
【17】部活、サークル、クラブ活動には参加していますか?参加していれば何に参加していますか?
ドッチボールクラブに参加していたが、コロナでほぼ活動はなかった。
学校生活
【18】授業などで自分の英語力が足りないなと感じることはありますか?
あった。留学当初は授業で言っていることを一つも理解できなかった。その原因は「専門的な用語の知識のなさ」「予備知識のなさ」「発音の慣れ」が要因だった。そこで、授業前に予習を入念に行い、わからない単語を事前に調べたり、授業内容をYouTubeで調べるなどをして、事前に知識を補充した。後者に関しては、徐々に耳が慣れていった。対策の方法はないと思う。
【19】授業以外で1日にどのくらい勉強していますか?またどこでしていますか?
留学当初は4時間程度。コロナでロックダウンされていたので、シェアハウスのリビングで勉強していた。
【20】これまでの授業で一番大変だった科目は何ですか?それはなぜですか?
統計(statistics)
予備知識ゼロだったが、他のクラスメイトは高校時代に習っていた様子で、基本的な説明が全て端折られた状態で始まったため。
【21】授業は何人クラスですか?また国籍は豊かですか?講義形式?それとも参加型?
講義形式:200人
参加型:30人
国籍はマレーシア人7割、留学生3割
【22】教授の英語の発音等は問題ありませんか?
問題はある。ネイティブの発音をする教授はゼロ人。しかし、使っている文法や単語は素晴らしかった。
【23】成績を維持するのは難しいなと感じますか?
難しい。基本的にほぼ全ての授業が相対評価であるため。
その他
【24】留学生活を通じて、自分が成長したなと思えることは何ですか?
英語力:日常会話できない→インターンのMTGで意見を言えるようになる。
ソフトスキル:二点。一つ目は主張する力。二つ目は相手目線で考える力。一点目に関しては、日常生活・インターンで毎日鍛えられた。日本では当たり前だと思っていることがそうではなく、黙っていては何も始まらないことが多かった。例えば会話はキャッチボール方式が基本だが、中東出身の学生は基本的に人の話を聞こうとしなかった。彼らとペアワークをした際には話を遮っても、自分の意見を伝えること貫いた。こうした経験を通して、自分の意見を恥ずかしがらずに伝える力が身についた。二点目に関しては、様々な文化が共存するマレーシアだからこそ磨かれた力である。マレーシアにはイスラム教をはじめとする様々な宗教を信仰する人がいる。その中で、日本人の視点では理解できないことが数多く存在した。例えば、インターンの会議中にもプレイ(お祈り)をしなければならないこと、などである。マインドセットの部分にも多くの違いがあるが、そういったギャップに対して拒絶するのではなく、より円滑に彼らと生活、またインターンで一緒に仕事をする方法を常に相手目線で考えた。この習慣が形成されたことで、他者を動かすためにどう働きかけるべきか、そのスキルが身についたと感じている。
【25】マレーシア留学に行こうか迷っている人に、どんな声を掛けますか?
覚悟があるなら行くべき。日本人の多さや現地の生活のしやすさを考えると、楽しようとすれば楽できる。現に、そういった堕落した日本人の学生をたくさん見た。その中で、間違いなく成長できる環境ではあるため、「絶対に成長したい」と覚悟がある人にはおすすめだと思う。
【26】現段階での将来の夢を教えて下さい。
就職先である日経大手メーカーで駐在し、日本の経済界におけるプレゼンス向上に貢献する
【27】マレーシア、いい国ですか?そうでもありませんか?
死ぬほどいい国です。自分はマレーシア以外にイギリス(1ヶ月)・アメリカ(2週間)に滞在した経験があるので、その二つの先進国と比較した形で意見を述べます。マレーシアのいい点は大きく2点あります。1点目は治安の良さ。アメリカやイギリスでは、都市部には多くのホームレスがいます。また、彼らの中には薬で飛んでいる人も多く、アジア人に話しかけて、お金をせがんできます。夜に街中を歩くことは抵抗感を感じました。一方マレーシアは、心配なく夜道を歩けます。ホームレスの数も少なく、身の危険を感じるようなシーンはほとんどありませんでした。2点目は、食事です。とにかく美味しくて安いです。留学のモチベになります。アメリカやイギリスでは、日本食が恋しくなるような食事しかありませんでした。
【28】マレーシア留学のメリットは何だと思いますか?
メリット:コストの低さ/英語力の高さ
デメリット:生徒の意識が低い(学校によって差あり)/ネイティブには会えない
→言及していない生徒の意識の低さについてのみ説明します。授業で一緒になったクラスメイトの8割は、日本にいる典型的な学生と同じです。目的意識なく大学へ来ています。そのため、グループ課題を押し付けて来る人も多いです。やるやつはやっているので、環境を自分で求める必要があります。
コロナ禍の留学について
(1)コロナ禍の留学に関して何か不安に思うことはありましたか?
授業を対面で受けられるかどうか
(2)なぜコロナ禍で渡航をしようと決めたのですか?
大学生のうちにどうしても留学したかったため
(3)授業はどのように受けていますか?
オンライン
(4)コロナ禍での町状況はどうか
徐々に元の形に戻り、不自由はなかった
(5)友人作りはどのように行いましたか?
オンライン授業で一緒になった人にチャットで話しかけ、遊びに誘う
(6)日本を出てからマレーシアに到着、自己隔離、学生寮到着までの流れを教えてください。
自己隔離の費用:10万くらい
移動は自分でグラブを使いました。
(7)外出などはできるか
できる
(8)学校の感染症対策はどのように行われているか
コロナ禍の環境が改善されて以降、特になかった。
(9)ほかの国からの留学生は渡航してきているか
していた
(10)今渡航を迷っている学生にどんな声をかけますか?
後悔するくらいなら留学!行っちゃえばなんとかなります。