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オンライン留学(バーチャル留学)とは?
オンライン留学は、すでに20年ほど前から世界的に普及していますが、日本ではひと昔前までは、オンラインだと十分な教育が受けられないのではないかと心配する声も聞かれました。
ただ、時代も変わり、近年では新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を契機に日本にも爆発的に普及し、新たな「当たり前」になりつつあります。今や、テクノロジーをいち早く味方につけ、日本はもちろん世界にも通用する力を身に着けておくことが、過去にないほど重要になってきていると言えるでしょう。
その中でも、とりわけ今後の人生を飛躍させる力を秘めているのが、オンライン留学です。
対面型教育以上の教育成果を上げるとも言われる、オンラインでの教育を効果的に受けることで、想像もしなかったほど効率的に、便利に、心地よく、かつ激安で目的達成ができることでしょう。
【オンライン留学総合情報目次】
オンライン留学のメリット
質の高い教育を受けられる!
オンライン留学であれば、単に近いから、行きたい街にあるからという履修で、学校選びを制限されることがありません。
教育の質に妥協することなく、世界の中でも絶大な人気を誇る学校の、とりわけ優秀な講師陣から直接学ぶことができます。
授業料が安い!
本来、授業料には、学校キャンパスの施設料や土地代、講師がキャンパスを往復するための交通費など、様々な費用が含まれます。
ただ、オンライン留学ではこれが徴収されないことが多いため、授業料が数分の1になることさえあります。
Welcome to ILAC KISS
生活費がかからない、あるいは安い!
留学をする場合は、都心の便利な家を借りたり、治安の良い場所を希望して家賃が高騰してしまうこともあります。
一方、日本にいながらにしてオンライン受講をする場合、実家で滞在していれば家賃が浮いたり、食費を抑えられたりします。
交通費や渡航費、予防接種代、留学保険代も不要!
留学をしないのであれば航空券代が不要になりますし、自宅でオンライン受講をする場合は学校キャンパスに通う通学代もかかりません。
また、各国に留学する際に求められる予防接種代や、海外の高額な医療費をカバーするための高額な留学保険料もかかりません。
交通時間が0分
日本の自宅でオンライン受講をするなら、通学時間がかからないので、二度と戻らない貴重な人生の時間を効率的に使うことができます。
ビザの取得が不要!
国境を跨がないのであれば、ビザの取得が不要ですので、ビザ申請料がかかりませんし、ビザ取得に関わる様々な手間や時間がかかりません。
また、ビザ取得ができるかどうかの不安や心配も不要になります。
さらに、ビザが不要なため、思い立ってからコース受講を開始できるまでの所要期間が大幅に短くなります。
世界中から自分にベストなプログラムを選べる!
ほとんどの人は、予算やビザ等の厳しい制約の中で、限られた選択肢の中から留学プランを決定します。
一方、オンライン受講であれば予算の縛りがほとんど取り払われ、ビザなど国を隔てることによる様々な制約が無くなるため、世界中から自分にベストのプログラムを選択することができます。
世界中のより多様な学生と出会える!
日本のパスポートは、世界で最も受け入れてくれる国が多いパスポートだと言われます。逆に言えば、日本以外の国の人たちは、より限られた国の選択肢の中でしか留学先を選べていないということです。
一方、オンライン受講であれば、国境やビザなどに縛られず、また予算的にも大幅に自由にプログラム選択ができるため、より様々な国の、多様な人たちと一緒に受講できる可能性があります。
なお、マンツーマン授業を受けることももちろん可能ですが、基本的には各学校はオンラインでのグループ授業を実施しており、学生同士や講師との交流も、対面型授業と同じく可能ですし、授業外での交流も学習面、アクティビティともに活発に行われています。
感染症の心配が不要!
オンラインであれば、自宅で受講できるため、様々な感染リスクがありません。持病をお持ちの方などでも、安心して学習を続けることができます。
カリキュラムの自由度が高い!
オンライン受講であれば、世界中で開講されている無数のプログラムの中から、ご自身にとってベストなものを選ぶことができます。
様々にカリキュラムが異なる、世界中の学校の日常英語プログラム自体が無数にありますが、その他にも例えば以下のコースがあります。
- ビジネス英語
- TOEIC/IELTS/TOEFL/ケンブリッジ英検/SAT/GRE/OET/HSKなどの各試験対策
- アカデミック英語
- 提携校に英語スコア無しで進学できる大学/専門学校/大学院進学パスウェイ
- ジュニア・キッズ向け英語
- 医療英語
- 軍事英語
- 法律英語
- フランス語
- ドイツ語
- スペイン語
- イタリア語
- アラビア語
- 中国語
- インターンシップ
- 短期大学士号プログラム
- 学士号プログラム
- 修士号プログラム
- 博士号プログラム
- 修了証プログラム
- 短期専門プログラム
授業スケジュールに縛られずいつでも勉強できるプログラム多数!
オンライン授業とは言え、授業時間が決まっている場合は、国によって時差が異なるため、日本時間では受講が難しいケースがあります。
ただ、学校によっては、世界のどの国の時差でも対応できるように、多数の時間帯で授業を実施していることもあります。(以下はILAC Kiss2023年8月時点の例)
また、受講時間帯の変更は、基本的には週単位で可能です。毎週月曜に入学可能な語学学校が一般的です。
学校によっては、毎回のレッスンの時間帯を、空いている時間帯の中から自由に選んで履修できることもあります。例えばLinguage Speakがあります。
また、大学・大学院であれば、授業時間が無く、毎日いつでも勉強できるようなカリキュラムを実施していることも多いです。
朝方の人なら早朝、夜型の人なら夕方・深夜など、ご自身の好きな時間帯に合わせて履修をすることも可能です。
仕事をしながら履修できる!
留学をしてフルタイムで勉強するとなると、その間収入が減ったり途絶えたりして、出費ばかりになってしまいます。留学先の法律・規則によって、バイトの時間やバイトできる場所が制限されていたり、そもそもバイトが許されていないこともあります。
一方、オンライン留学であれば、日本人として日本の法律に則って働きながら受講が可能です。正社員としてフルタイムで働きながら空いた時間に受講したり、バイトをしながらフルタイムで受講することも可能です。
一定の収入を確保しながら受講できるので安心ですし、予算的にも受講実現のハードルが大きく下がります。
初期費用が少なく低いハードルから履修開始できる!
留学する場合には、半年~1年分の費用を留学開始の前後でまとめて支払う必要があることが一般的です。大金を先にまとめて支払うのは、一種の冒険ではあります。
一方、オンライン留学であれば、1週間毎の支払い・延長ができたり、1コース毎に支払えたりなど、まとまった費用を一度に支払うのではなく、少額の支払いから始めることも可能です。
また、留学してからいきなり英語学習を始めるのは、留学先現地の生活に慣れ、人間関係も作りながらの英語学習となり、ハードルが高いですが、オンライン留学であれば英語学習に集中できるため、より無理のない段階的な留学準備が可能です。
治安の心配不要!
日本は、世界的にも最も治安の良い国の1つとして知られており、特に日本人にとっては安心の国です。留学するとなると、ほとんどのケースで治安が落ちる留学となってしまうため、心配される方も少なくありません。
ただ、オンライン留学であれば、日本にいながらにして、これまでと同じ生活環境で教育を受けられるため、治安の心配なく受講が可能です。
オンライン留学のデメリット
異文化生活をしにくい
留学の主な目的として、外国に住んでみたいからという人がたくさんいらっしゃいます。オンライン受講ですと、当然ながら海外に住むという経験にはならないため、受講をする気になれない人もいらっしゃるかと思います。
ただ、オンライン留学のメリットでもご紹介した通り、オンライン留学では留学以上に様々なタイプの学生や教師などと出会うチャンスもあります。異文化生活は難しいですが、異文化体験は留学以上に可能です。
ネット環境が不安定なことがある
オンライン留学は、もちろんオンラインに依存しますので、ネット環境が不安定な場合は最適な環境で受講できない場合もあります。
ただ、対面型の授業であっても、電車やバスが遅れて受講ができない、台風などで授業がキャンセルになることもあります。
また、近年のオンライン留学向けのソフトウェアは著しく進化しており、世界中の名門大学や大企業が安心して使っています。
そのため、必ずしもオンラインだから教育が満足に受けられない、といったことはなく、オンラインならではのメリットも少なくありません。
アクティビティを楽しみにくい
オンライン留学の場合は、当然ながら他者と肉体的に触れあうようなアクティビティやスポーツはできません。そのため、オンライン留学だと授業しかまともに受けられず、課外活動が十分に楽しめないと心配される方もいらっしゃると思います。
ただ、昔からビデオゲームに夢中になったり、テレビにくぎ付けになるなど、オンラインならではの臨場感もあります。
例えば、対面型の授業では、円卓スタイルでもなければお互いの顔を確認するのは簡単ではありませんが、オンライン受講ですと常にお互いの顔を見ながら温かみのある交流をすることも可能です。
海外就職が難しい
海外就職をするには、留学をして現地で学位を取るなどした方が、有利になることが多いです。オンライン受講からの海外就職は、留学した場合と比べて不利になりがちです。
ただ、海外就職は留学をした場合でも元々難しく、かかる費用も膨大で、期間も大変長くなります。日本にいながら低費用で準備をし、世界中を視野に入れて海外就職した方が、効率的かつ低リスクなこともあります。
大規模クラスの履修が難しい
オンライン受講は利用するオンラインシステムのサーバー等に依存するため、大規模クラスほど安定した授業は難しくなる可能性があります。
ただ、逆に言えば、オンライン受講の場合は元々少人数授業を実施することが多いので、大規模クラスに埋もれることなく少人数の丁寧な教育を受けられる可能性が高いです。
英語力について
英語コースであれば、完全な英語初心者から、ネイティブレベルに近いハイレベルな授業まで、幅広い英語力の方が参加可能です。英語力が低いから、オンライン留学は敷居が高いというようなご心配は不要です。
コース開始前に受験する英語レベルチェックテストで、現在の英語力がチェックされ、実力に合ったクラスを履修することになります。また、実力に合っていないと感じた場合の相談は可能です。
英語力は、プログラム履修の中で定期的にテストによりチェックされます。規定の英語力向上が見られた場合は、次のレベルに上がり受講クラスが変更されます。
英語力がかなり上がってきた場合は、より難易度の高いクラスを履修したり、ビジネス英語や試験対策など別のトピックの英語クラスを履修したりできます。あるいは、より英語力の高い人向けのプログラムを持つ学校に変更することも、オンライン留学では比較的楽にできます。
一方、学士号、修士号、博士号、サーティフィケート、ディプロマなど、英語を学ぶのではなく、英語を使って何かを学ぶコースを希望される場合は、一定の高い英語力と英語スコアを持った上で履修を開始する必要があります。
ただ、この場合も、予めオンライン英語コースを履修して英語力・英語スコアを上げていくことが可能です。
留学費用について
オンライン留学は、費用対効果が抜群です。
例えば授業料に関しては、留学した場合に必要な学校キャンパスのクラスルームや施設、講師の交通費などほとんどの費用が不要ですので、かかるのは講師の人件費と少々のソフトウェア利用料くらいです。
また、生活費、交通費、渡航費、留学保険料、予防接種料など、その他様々な費用もほとんどかかりません。
そのため、同じ程度の教育効果を得る、例えば同じ英語スコアの向上を実現する、学位を取得する際に、オンライン留学であれば、実際に留学した場合と比べて費用が10分の1以下になることも珍しくありません。
奨学金について
オンライン留学の場合は、実際に留学した場合と比べて奨学金を得られる可能性が低くなります。
ただし、もともと留学に必要な諸々の費用がかからないため、奨学金がなくても留学した場合より5~10分の1ほど安くなることが一般的です。
また、オンラインの語学留学はまだ必ずしも知名度が高くないため、特別なディスカウントをして激安の授業料設定をしていることもあります。
オンライン学位取得プログラムですと、留学の場合にかかるはずだった留学生向け授業料が適用されず、現地学生費用の適用になることもありますので、耳を疑うような激安費用になることも少なくありません。
オンライン留学の流れ
オンライン留学をするには、語学学校や大学などへの申込・出願が必要です。この点は留学する場合と同じですが、合格・入学許可が下りた後は手続きがはるかに楽になります。
例えば、留学する場合に必要なビザ申請、ビザ面接、留学保険の申込、滞在先の申込、フライトの購入、空港の往復などの移動手段の手配、予防接種などが全て不要になります。
そのため、留学する場合と比べて、準備期間が圧倒的に短くなり、申し込んでから2週間以内にコース開始することも、コースによっては十分可能です。
以下が基本的な流れです。
- 当協会に相談
- 希望の学校・コース・開始時期・受講期間等を決定
- 当協会の無料手続きサポートにお申し込み
- 必要書類の準備・提出
- プログラム申込手続き
- 入学許可が下りる
- 入学準備・費用支払い
- 英語レベルチェックテスト受験
- オリエンテーション参加
- コース開始
まずは短期間のプログラムでお申し込みされ、その後延長をすることも可能です。延長手続きが留学の場合と比べて楽で早いのも、オンライン留学のメリットの1つです。
オンライン留学に必要なもの
プログラムそれぞれで異なりますが、主に以下が必要となります。
- PC
- インターネット
- マイク
- ウェブカメラ
- Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)
- Zoomなどソフトウェア
カリキュラム
オンライン留学の場合は、対面型授業と全く同じ教育スタイルをする場合と、対面型とは異なる教育スタイルをする場合があります。
基本的には、Asynchronous(エイシンクロナス・非同時)とSynchronous(シンクロナス・同時)の2つがあります。
Asynchronousの場合は、時間や時差を問わず、いつでも好きな時間に好きなタイミングで学習できるスタイルです。これは学士や修士などの学位取得プログラムによく見られます。
一方、Synchronousの場合は、授業や勉強会などが世界同時に実施され、時差に関係なく世界中の学生が同時に履修するスタイルです。語学学校が実施するオンライン留学は、こちらの方が一般的です。
ただ、実際には、AsynchronousとSynchronousの両方をカリキュラムに取り入れる場合も少なくなく、例えば講義形式が主体の授業はSynchronousとし、グループワークやディスカッションはAsynchronousとする語学学校などもあります。
例えば、ILAC Kissでは、オンライン授業を週20時間受け、週10時間相当の自習・宿題・エッセイに取り組みます。
また、Synchronousの場合であっても、世界中の学生が履修できるように、世界各地の時差に合わせて複数の時間帯でオンライン授業を行う学校もあります。
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ビザ
オンライン留学の場合は、国境を超えることなく履修できるため、ビザの取得は不要です。そのため、もちろんビザ申請費用などの諸費用が不要になります。
また、仮に留学したいとなっても、ビザの取得は原則としてできません。
ただ、実際にはオンライン留学と対面型コースの内容が連携しており、最初はオンライン留学をし、その後ビザを取得して対面型コースに留学を開始できるプログラムを持つ学校が多いです。
同じ学校であれば、オンライン留学中に修了したレベルは、留学後も同じく移行できますので、カリキュラムの重複はありません。
学べるコース・分野
オンライン留学では、英語コースの履修は様々な学校で可能です。一般英語・日常英語はもちろん、TOEFL・IELTS・TOEIC対策、アカデミック英語コース、大学進学パスウェイコース、ビジネス英語コースなど、様々な種類の英語コースがあります。
一方、大学や大学院などのプログラムも、ほぼあらゆる分野の学習が可能です。ビジネス、IT・コンピュータ、エンジニアリング、教育、社会科学、人文学、医療、デザイン、コミュニケーション、公共政策など、選択肢は様々です。一方、実験室で実験が必要な理科系の分野のコースを持つ大学は少なくなります。
オンライン留学と就職・転職
オンライン留学は、留学の場合に発生するような雇用の縛りがないため、高卒後早速就職して働きながら、パートタイムでオンライン留学をすることが可能です。逆に、オンライン留学をフルタイムでしながら、空いた時間にバイトをすることも可能です。
すでに大学を卒業して就職し、フルタイムの社員として働いているような人も、キャリアアップやキャリアチェンジを目指して、パートタイムでオンライン英語コースやオンライン学位取得プログラムに入って学ぶことも可能です。
オンラインプログラム・学校一覧
以下のページをご確認ください。