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マルタとは
イタリアの南、地中海に浮かぶ島国。首都ヴァレッタは、街全体が世界遺産として登録されており、ヨーロッパではリゾート地として有名な場所。美しい青い海に囲まれ、夏には大勢の学生が英語を学びに来るため、たくさんの語学学校があります。地中海にあるため、ヨーロッパの中では気候が温暖なうえ、治安も良いのが人気の理由です。日本人には、まだまだ留学先としての認知が高くないので、日本人が少ない学校もたくさんあります。
面積は316 km2で、東京23区の面積622.99km2の約半分。イスラム帝国、スペイン、イギリス等の支配下の変遷後、1964年にイギリスから独立し、2004年にEUに加盟して現在に至る。
公用語は、マルタ語と英語だが、1934年まで公用語だったイタリア語も使用されている。
通貨はユーロ。マルタ共和国。通称マルタ。マグロの養殖が有名で日本への輸入されている。
マルタ留学の魅力
- 欧米の英語留学では格安
- 地中海リゾート地
- 治安が良く安全
- ヨーロッパからの学生が多い
- ヨーロッパ旅行の拠点
マルタの基本情報
マルタの気候
地中海性気候で、11月~4月は雨期で、平均気温14℃と寒く朝晩の気温差も大きい。5月~10月は平均気温23℃と温暖。
サマーシーズンは、6月中旬~9月中旬で、30℃を超える日が続き、多くの観光客が訪問する時期。
ひと月中の 日照日 |
平均 日照時間 |
雨量 (mm) |
最高気温 (℃) |
最低気温 (℃) |
海水温度 (℃) |
|
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1月 | 18日 | 6時間 | 90mm | 16.0℃ | 10.4℃ | 15.4℃ |
2月 | 22日 | 7時間 | 60mm | 15.9℃ | 9.9℃ | 14.9℃ |
3月 | 25日 | 8時間 | 39mm | 17.1℃ | 11.4℃ | 15.0℃ |
4月 | 28日 | 9時間 | 27mm | 20.1℃ | 13.4℃ | 15.9℃ |
5月 | 28日 | 10時間 | 10mm | 24.1℃ | 16.6℃ | 17.5℃ |
6月 | 30日 | 11時間 | 1mm | 28.5℃ | 20.3℃ | 21.1℃ |
7月 | 30日 | 12時間 | 0mm | 31.5℃ | 22.9℃ | 24.1℃ |
8月 | 29日 | 11時間 | 6mm | 31.7℃ | 23.7℃ | 25.8℃ |
9月 | 27日 | 9時間 | 43mm | 28.5℃ | 21.6℃ | 25.2℃ |
10月 | 24日 | 8時間 | 78mm | 25.2℃ | 18.7℃ | 23.2℃ |
11月 | 21日 | 7時間 | 91mm | 21.0℃ | 15.1℃ | 20.6℃ |
12月 | 17日 | 6時間 | 110mm | 17.4℃ | 11.9℃ | 17.4℃ |
注意) 上記はいずれも過去30年間にわたる統計に基づく月間平均数値
(マルタ観光局のホームページより抜粋)
治安
一般に治安は良く、凶悪な犯罪はほとんどありませんが、スリ、窃盗、車上荒らし等の被害がありますので注意は必要です。夜の外出時でも一般的な海外のリゾート地と同じような注意を払えば特に危険ではありません。セントジュリアンズのパーチャビルは若者向けの娯楽施設が集中している繁華街なので、特に夏期においては飲食した若者たちが深夜まで騒ぐこともあり、トラブルに巻き込まれないためにも夜の一人歩きなどは避ける必要があります。
詳しくは、外務省海外安全ホームページで確認してください。
マルタへの行き方
現在、日本からマルタへの直行便はありません。ロンドン、フランクフルト、パリ、イスタンブールなどヨーロッパの空港での乗り継ぎをするのが一般的です。乗り継ぎ時間を含めて20時間前後かかります。日本との時差は8時間(サマータイム期間は7時間)。サマータイムは3月最終日曜日-10月最終日曜日まで。
マルタ留学のビザ
マルタに留学する際に、日本国内で事前の手続きは不要です。3カ月未満の滞在の場合は、通常の旅行者と同様に入国カードを記入し、パスポート、帰国時の航空券等を提出して入国審査を受けることで、その場で短期入国ビザが給付されます。3カ月以上滞在する場合は、入国後に、ヴァレッタにある移民局でビザの取得が必要になります。ビザの申請は就学する語学学校が案内を行いますが、ビザ申請用紙、写真(パスポートサイズ2枚)、パスポート、入学許可書(学校が発行)、ビザレター(学校で申請)、本人名義の預金残高証明書(1日あたり48ユーロを基準に全滞在期間分の預金がある証明書)、海外旅行傷害保険証、帰国の航空券等が必要になります。
※ビザの情報は予告なく変更されることがありますので、申請前に必ず各自で最新情報をご確認願います。
マルタ留学に必要な手続き
- 留学する学校、コース、学習期間、滞在方法、滞在期間を決め、金額を見積もる。
無料相談、カウンセリングをご利用ください。 - パスポートの取得(まだ取得していない方)
- 学校へ申込(提携語学学校への申し込み手続きは無料でサポートしています)
- 航空券の見積もり、予約(提携旅行代理店のご紹介も可能です)
- 必要な費用の支払い(航空券代、留学費用、海外留学保険)
- 出発前オリエンテーション
お金の管理方法(クレジットカード、プリペイドカード等について)の確認
空港出迎えについて確認
現地での注意事項 等の最終案内を確認します。 - 出発
- 到着後、語学学校のスタッフが空港に迎えにきます(空港送迎費用が必要)
- 滞在先にチェックイン
- 学校初日に決められた時間に学校へ行き、レベルテストとオリエンテーション受講
マルタの電気事情
240ボルト、50ヘルツ。3つ穴のプラグで英国と同じBF型。アダプターはマルタでも購入できますし、ネット通販等でも購入可能です。
マルタ留学の電話事情
SIMフリーの携帯電話をお持ちであれば、現地でSIMが購入可能です。最近では、学校でSIMを配布してくれるところも増えてきましたので各自で課金(プリペイド)して利用します。スマホも100ユーロ程度で売られているので現地での購入も可能です。使うギガ数によって値段が異なりますが、Go MobileやVodafoneで1か月20ユーロ前後程度と、日本の格安スマホのイメージに近いです。
マルタから日本への電話日本へは00(国際電話識別番号)+ 81(日本の国番号) + (最初の0を除いた市外局番)に続けて相手先の電話番号をダイヤルします。
- 警察:電話191
- 救急:電話196
- 消防:電話199
- 在イタリア日本国大使館(マルタを兼轄)
電話(国番号39)-06-487-991
※(イタリアに国際電話をかける場合、市外局番冒頭の「0」は取らない。) - 在マルタ日本国名誉総領事:ヒューバート・ミフスッド(Chev. Hubert Mifsud)
電話21-236703
国外からは(国番号356)-21-236703
マルタ留学のインターネット環境
ほとんどの語学学校には、自由に使える無料のWiFiが完備されていますので、学校内で利用する分には心配はいりません。滞在先で利用する場合は、学校によりますが、有料になる場合がほとんどです。町中にもレストランやお土産屋、スーパー、公園などに無料のWiFiがありますので、利用も可能です。無料WiFiの場所は、MCA FREE Wi-Fi Malta等のアプリで確認することも可能です。
マルタの物価
マルタの物価は、為替レートによって変わってきますが、1ユーロ130円前後やそれ以下で推移している状況であれば、ものによって異なりますが、基本的に日本より安く感じることが多いです。町中にあるベーカリーでは、1ユーロもあれば2~3個のパイやパンを買えます。スーパーマーケットでは肉類は日本並みですが、野菜は比較的安めです。衣料品は日本より安く、外食も場所により異なりますが、日本より安めです。
マルタの食事
イタリアに近いため人気があるのがイタリア料理。スリーマ、セントジュリアン、ヴァレッタなどたくさんレストランがありますので、ピザ、パスタ、お肉料理等の本格イタリアンが楽しめます。また、マルタ料理、フランス料理、スペイン料理、メキシコ料理、アメリカンなバーガー、シーフード、日本食はもちろん、中華、インド、タイ、マレーシアなどのアジア料理が楽しめる店もたくさんあります。
スリーマ、セントジュリアンなどでは、マクドナルド、ケンタッキー、バーガーキング、サブウェイなどのチェーン店もあります。
マルタの買い物
スリーマに、ザ・ポイント(The Point)というマルタで一番大きなショッピングセンターがあります。地下にスーパーマーケットがあり食料品も安く買うことができます。
セントジュリアンのインターコンチネンタルホテルの前にベイストリート ショッピングセンター(Bay Street Shopping Centre)があります。レストランやカフェ、マクドナルド、洋服屋などの店舗が集まった5階建てのショッピングセンター。
「Bay Street Shopping Centreのホームページ」
市内移動
基本的にバスが発達しており早朝から深夜まで動いていますが、1-2車線の道路であり、通勤に車を利用する人たちが多く、朝晩の主要道路は大渋滞になります。タクシーもあります。
マルタの公共交通機関
留学生が利用する主な移動手段は、バス。1区間冬1.50ユーロ、夏2ユーロ、深夜3ユーロ。 バス代金は運転手に直接払います。Tallinja cardsという電子カードを購入すると1回0.75ユーロ、1か月26ユーロまで使え、それ以降は無料で乗れるになるカードもあります。
マルタの見どころ
マルタは、主に、マルタ島の首都ヴァレッタ、スリーマ&セントジュリアン、ゴゾ島に学校や見どころがあります。
首都ヴァレッタ
町全体がユネスコ世界遺産に登録されている。
1565年のオスマン帝国トルコ軍から攻撃を受けた(マルタ大包囲戦)ことをきっかけに、難攻不落の都市となるよう設計され、建設された。完成は1571年。ヴァレッタは当時のマルタ騎士団長であり、町の完成につくしたジャン・パリゾ・ド・ラ・ヴァレットの名前に因んでいる。1551年聖ヨハネ騎士団によって、オスマン帝国軍を迎え撃つべく建設された聖エルモ砦を含め、街全体が要塞となっている。現在では、マルタの政治機能が集まっているが、お洒落なカフェやレストランもあり歩いているだけでも楽しい場所で多くの観光客でにぎわっている。
スリーマ&セントジュリアン
スリーマとセントジュリアンはマルタ島の主要観光名所。海沿いにホテルやレストランが並びハイシーズンには、夜中まで多くの人で賑わう繁華街。ヴァレッタやゴゾ島へのフェリー乗り場もある。観光客が多く、観光客向けの価格のレストランも多い。
ゴゾ島
ヴァレッタ、スリーマなどがある、マルタ島からフェリーで約25分のところにある小さな島、ゴゾ島。幅約14km、縦約7kmの小さなゴゾ島の中心は高台にあるヴィクトリア。ヴァレッタとは比較にならないほど道は狭く、人通りも少ないが中世の趣を感じられる町。
マルタ島から日帰りでも行けますが、絶景あり、古代遺跡ありのゴゾ島は見どころが多く、ゴゾ島にある学校に留学する人もいます。