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一般財団法人 海外留学推進協会の目的
一般財団法人 海外留学推進協会は、海外留学や海外大学進学に関する情報を収集し、それに基づいた留学や進学の提案・支援を行っています。この活動を通じて、国際社会で活躍できる人材の育成と、日本のさらなる国際化への貢献を目指しています。
日本が直面する社会状況
新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な蔓延により、社会や経済のあり方が一変しました。このような状況下で、5年後、10年後の未来を正確に予測することは極めて困難です。しかし、不確実性が高まる中でも、変化の兆しや長期的な課題に目を向けることが重要です。
日本が直面している社会課題の一つが、少子高齢化が日本社会に及ぼす深刻な影響です。生産性の高い20歳代から定年までの労働人口は、この10年で著しく減少しています。今後、女性の労働市場でのさらなる活躍が期待されるものの、それだけでは労働力不足を補うには不十分です。日本の人口が急増することは見込めず、このままでは現在の豊かさを維持することは難しいでしょう。
こうした状況下、日本が取るべき道は二つに絞られます。一つは、新興国への進出による海外での生産活動の推進。もう一つは、海外から労働力を日本に受け入れることです。いずれの選択肢を取るにしても、過去とは比べ物にならないレベルで国際化が求められる時代が到来していることは明らかです。
留学が育む国際感覚と人間的成長
英語力はこれからの時代に必要不可欠なスキルです。しかし、それだけでは十分ではありません。多様な文化に適応する柔軟性、意見交換を通じて共感を得る論理的な思考、そして困難に立ち向かう精神的な逞しさが求められます。
日本は素晴らしい文化と国民性を持っていますが、それが必ずしも海外で通用するとは限りません。さらに、日本社会のシステムに馴染むあまり、国際感覚の重要性を忘れてしまう危険性もあります。だからこそ、留学が重要なのです。国際感覚を身につける最も効果的な方法の一つが、留学という経験です。
留学中には、異なる文化や環境に触れ、多くの苦労や悩みを体験します。しかし、これらの経験こそが、人としての器を大きくし、真の国際感覚を持つ人材へと成長させます。たとえ留学中に挫折することがあったとしても、その経験すらも人生の貴重な財産となります。新しい環境に挑戦したという事実が、その人にとって大きな収穫となり、将来における自信と成長の礎となるのです。
海外留学推進協会の使命
日本では、留学に関する情報が十分に整備されていないのが現状です。世界には多種多様な留学の形態が存在するにもかかわらず、日本では情報不足のため、自分に適した留学を選ぶのではなく、限られた選択肢に自身を合わせるケースが少なくありません。
海外留学推進協会は、客観性と中立性を保ちながら、正確で有益な留学情報を提供することで、より多くの方が自身に適した留学を実現できるよう努めています。
特に、留学に適した16歳~20歳前後の若者に焦点を当て、実行しやすい留学計画の提案など留学の実現に向けて包括的なサポートを提供しています。