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ユタ工科大学 Utah Tech University
アメリカユタ州にあるユタ工科大学(Utah Tech University / UT)の公式入学窓口です。一般財団法人海外留学推進協会は入学手続きを無料でサポートしています。
Y.A.さん 留学体験談
- 20代女性
- 学校名:Utah Tech University
- プログラム:Film / Communication major
- 留学期間:他大学へのトランスファーを見据えた大学4年間
- 留学の目標:英語を話せるようになる、奨学金をゲットしてアメリカの大学を卒業する。
【1】留学前と今の気持ちの変化について。
不安しかなかったですが、家族や友達には「ワクワクしかない!」と見栄を張っていました。そうしないといけないほど不安に駆られていたんだなと今では思います。自分のことを話すのがそんなに得意ではない、自分なんか、、と少し内気なタイプでした。
アメリカに来てからは、日本の友達から元気になったねと言われるくらい明るくなった自覚が自分でもあるほど変わりました。自分から話して知って貰うことを嬉しく思えているし、辛いことも嬉しいことも全て含めここに来てよかったと思う毎日です。
【2】出発までに入学に必要な英語力はどのようにつけましたか?また効果的だった方法があれば教えて下さい。
高校生の時から通っていた1対1の英会話教室と、主に英検対策での勉強。ボキャブラリー習得で効果的だったのは、単語帳を寝る前に読んで良い睡眠導入剤として活用し、翌日バスの中で見返すというルーティン。渡米前にアメリカの授業スタイルを知るためにArkansas State Universityのオンラインコースにも3ヶ月間通いました。渡米半年前という時間がないようであるような、あの期間をシラバスやキャンバスなど必要不可欠なものを知ることに使えてよかったです。
【3】英語の勉強の他に入学までに何か準備しましたか?
アメリカの大学生達が日本より比較的自立していて、なんでも自分でやるというのはなんとなくわかっていたので、まず日本で自立した人間になろうと意識してやっていました。政治的知識や、保険控除の仕組み、銀行口座の使い方など。ネットで調べるのも早くて良いですが、情報が交差してこんがらがってしまうタイプなので、図書館に行って本から知識を得ていたりしました。世界中の宗教まとめの本を読んでいた時はいつの間にか閉館時間になっているほど読み込んだのを覚えています。
いろんな種類のバイトやボランティアをしておくとこっちに来ても何かと有利です。貯金も経験も増えるし、話のネタにもなります。
【4】学校を選んだ理由は?
留学推進協会の勧めと学費。良い成績を維持して大学の奨学金をゲットできたらかなり学費が抑えられるので、家族全員一致で賛成でした。
学校を選ぶポイントは学費、治安、日本人の数、国際オフィスの規模など色々あると思いますが、優先順位をまず決めてそれに沿って決めると良いと思います。
私の場合は、最初はカリフォルニア州のコミカレに行って2年で留学を終える予定だったので、4年制大学に変更するときは金銭面が優先順位1位でした。両親とも何回も話し合いました。
【5】留学生活で苦労したこと
自分の話す英語が案外伝わらなかった時です。特にルームメイトと話している時、彼女達は言語学習者でもなく他の文化にあまり触れたことがないザ・アメリカンガールな子達だったのですが、「今日ボランティア行ってきたんだ」のボランティアのイントネーション、「図書館に行ってくるね?」のライブラリーのRとLで全く伝わらなかったり。発音の悪さは今でも日々痛感します。それから思っていた以上にふと孤独を感じることが多いです。
【6】成長したと思えることは?
柔軟性がついたと思います。勉強している時に友達からクレープ食べに行こう?と誘われても、勉強中だからと前なら断っていたとおもいますが今ならまあいっかとホイホイついて行きます。その分後で勉強するために睡眠時間が減るので後々苦しめられるのですが。。それも含め、そういう耐久性をつけれることも成長のひとつかなとポジティブに捉えることにしています。(笑)
アメリカに来て人の多様性をより肌で実感して、人と違ければ違うほど良いという雰囲気の中、より伸び伸び生きれているような気がします。
【7】学校について教えて下さい。キャンパス内のことや学校スタッフのことなど気づいたことなんでも。
大学はアメリカ基準で行くと大き過ぎず小さ過ぎずの普通サイズだと思いますが、やはり相当広く、学部毎に建物も別れているので一般科目ばかり受けてたセメスターは移動が大変でした。教授含め大学のスタッフの人は本当に親切だと思います。学期の初めには教室の位置がわからない生徒のために、建物の目の前で仁王立ちして「なんの授業だ?math1030? 真っ直ぐ行って左だ!」「お前は教室はわかるか?遅刻するなよハハハ!」など元気な教授を見た時は面白くて元気付けられました。
【8】今までの授業で一番大変だった内容は何ですか?
コミュニケーションの専攻の授業。授業毎にあるテストでは知らない単語ばかりで、推測が見事に当たらず毎回グレードと共に撃沈していました。
本当に成績やばいどうしよう、と悩まされた時期もありましたが、プロフェッサーにエクストラポイントのチャンス貰えますか、やアドバイスを貰いに話しかけに行きました。そのクラスは、学期の終わりがけに%の高い課題とファイナルがある仕組みだったので、しっかり復習していれば点は取れるし点取れたら成績も上がるよ、と詳しく教えてくれたのを覚えています。
【9】一日どのくらいの勉強時間をとっていましたか?主にどこで勉強していますか?
1日あたり平均4,5時間くらい。授業が全て終わって、課題をこなしているといつの間にか夜になっている毎日です。主に図書館を利用しています。
12時までしか空いていないのと、休日は昼過ぎにしか開かないので少し不便。
どこでも勉強できる耐性をつけておいたらよかったなあと思いました。
【10】 1週間の時間割。
- | Mon. | Tue. | Wed. | Thu. | Fri. |
---|---|---|---|---|---|
10:00 ~ 10:50 | Writing | - | |||
11:00 ~ 11:50 | Math | - | Math | - | Math |
- | |||||
15:00 ~ 16:15 | Music | - | Music | - | - |
- | |||||
18:00 ~ 19:00 | - | Communication | - | - | - |
19:00 ~ 20:00 | - | Communication | - | - | - |
【11】授業はどんな感じでしたか?1クラス何名くらいでどのような国籍の人が来ていましたか?また授業終了後、週末の過ごし方を教えて下さい。旅行などに行った場合どこを訪れたかなど・・・。
授業は30~50人程度。大学の留学生の割合は少ないので、ほとんどは現地の学生です。
放課後は基本図書館で勉強します。夜に大学でイベントがある日はTo-doを終わらせてから行くように心がけています。
みんなロードトリップやハイキングが大好きです。片道8時間かけてカリフォルニアの国立公園に旅行に行ったのは本当にいい思い出です。
【12】授業料、滞在費を除く1ヶ月の生活費は?
食費・娯楽費それぞれ月$200でやりくりしています。食費は外食に行きすぎない限りはちょうど足りる、といった感じです。
娯楽費は正直足りていないのでバイト代と貯金で賄っています。
【13】滞在先はどこに住んでいましたか?どんな感じのところでしたか?
キャンパスから道を一本挟んだオフキャンパスハウジングに住んでいました。オンキャンパスと比べて家賃は3倍程高かったですが、建物内にジム、プール、スタディールームなど施設が充実していたので満足でした。家賃が高いだけあって住んでる人も心に余裕がある人が多いような気はします。あと私のルームメイトも飼っていましたが、オフキャンパスにはMental support animalの数が意外と多いです。
【14】友達の作り方でうまくいったこと
自分から、を心がける。留学生活では日本でいるような、なんでも話せて分かり会える親友を求めてはなかったし、できないだろうと思って来たのでとにかく沢山多方面の人と友達になることを心がけていました。アメリカにも日本と同じくらい少し内気な、シャイな人も多いです。でもそのほとんどが話しかけるとすぐ打ち解けるタイプ。社交的でいると、今度みんなでご飯食べるんだけど来ない?などと誘ってもらえることがだんだん多くなりました。そこで新たにできる交友関係も大切にしています。
【15】今までで嬉しかったことは?また辛かったことは?
嬉しかったことは久しぶりに会った友達に英語が本当に上達したと言ってもらえる時。言いたいことを英語ですらすら言えた時。
辛かったことは人間関係。留学生活でも変わらず多少人間トラブルはやはりあります。
【16】学校周辺で気に入っていたところ、または気に入った場所は?お店なども・・・。
校内にもあるChick-fill-Aというファストフード店がお気に入り。本当に美味しくていつも食べています。
大学から少し行ったところに美味しいラーメン屋さんもあります。
【17】今後の進路
他州の大学へ編入。もっとアメリカを知るためにも。
【18】通っている大学のおススメするポイント
治安の良さ。に頼りきっているので大学のセキュリティーは正直ガバガバです。
近くに有名な国立公園やハイキングスポットがあるので地理的な、自然の学問が好きな人にはもってこいかもしれません。
【19】授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いのですが、これから留学を目指す後輩たちへのアドバイスをお願いします。
授業はついていけます。もちろん現地の学生と同じように聞き取れるわけじゃないし、不利な場面は山ほどあります。決して簡単ではないです。ですが留学生で学問的についていけなくて困っている、、という人はあまり見たことがありません。みんなかなりの時間を勉強に費やしていると思います。どちらかというと精神面的なストレスやトラブルで帰国していく人の方が多いようです。
私が留学を始めたのは高校卒業後だったので、両親のお金でする留学でした。なので留学の意義について本当によく考えたし、何があっても帰国しない諦めない、と覚悟する時間もしっかり取ったと思います。留学は情報戦みたいなところもあるので、調べるだけでストレスフルなことも多いと思います。その辛いことを放棄してお金のことや留学の意義をよく考えないでくる日本人留学生も沢山います。それを決して悪いことだとは思いませんが、私は、あの時費やした時間と今の充実度は比例していると思います。これから留学するみなさんにはそこからぜひ逃げないで、後悔しない留学生活を送ってほしいと思います。
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