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カリフォルニア大学バークレー校エクステンション UC Berkeley Extension(UCB) California Berkeley
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K.N.さん 留学体験談
- 20歳代男性
- 学校名: UC Berkeley Extension
- プログラム・専攻: International Diploma Program: Business Administration, Project Management, and Internship
- 留学期間: 2016年9月-現在
- 留学目標: 世界観を広げて、人生を面白くすること
【1】留学前と今の気持ちの変化について。
気持ちの変化としては、良い意味でも、悪い意味でも、客観的に日本を見れるようになり、世界観が広がったことが大きいように思います。日本を発つ前は、日本という小さな国のルールに縛られて生活していたため、むしろそれしか知らなかったため、周りの目も気にしていましたし、敷かれたレールの上を走り続けなければ社会から淘汰されてしまうという脅迫概念にも駆られていました。しかし、留学してからは、むしろ今後は自分でそのレールを作っていかなければいけないんだなと痛感しています。もちろん、治安の良さ・娯楽施設の多さ・コンビニの便利さ・寿司の美味しさ・ラーメンの美味しさなど、日本が世界に誇る素晴らしい点も再認識しています。
【2】出発までに入学に必要な英語力はどのようにつけましたか?また効果的だった方法があれば教えて下さい。
日本にいた頃は、GABAというマンツーマンの英会話スクールに通っていました。というのも、リーディングとライティングは特に問題なかったのですが、スピーキングとリスニングがどうしても苦手で、TOEFLのスコアが伸び悩んでいたからです。その他にも、Netflixで英語字幕付きの映画をよく見ていました。中学校や高校で学ぶような形式的な英語ではなく、よりナチュラルな英語を身に付けたかったからです。
【3】英語の勉強の他に入学までに何か準備しましたか?
特にはしてないです。ビザやI-20の発行、また保険への加入くらいです。
【4】現在通っている学校を選んだ理由は?
もともと学部と修士で化学を専攻しており、UC Berkeleyが化学の分野で有名だったこと、そして多くのスタートアップ企業がサンフランシスコ近辺で立ち上がっていて、そこに興味があったというのがきっかけです。そんなきっかけから、「どうせ留学するなら化学で有名かつサンフランシスコに近いUC Berkeley近辺でビジネスを勉強しよう。」と思い立ち、今の学校のプログラムにたどり着きました。また、数あるExtensionの中でもUC BerkeleyのExtensionが最も生徒の質と充実度が高いという評判があったことも決め手の1つです。
【5】留学生活で苦労したこと
宿題や授業の内容自体は特に問題ないのですが、文化や価値観が違う人たちとのグループワークが大変です。というのも、プロジェクトの進め方や論理展開の仕方、また答えにたどり着くまでのアプローチの仕方が国または人によって大きく異なるからです。特にアジア以外の人たちは、個人の意見を尊重する文化があり、何かしら自分の意見がないとすぐに相手にされなくなります。幸い、僕はそんなにシャイではないので、自分の思っていることや考えを積極的に発言してうまくグループワークを進めていけているのですが、その環境に慣れてない人にとっては少し大変かもしれません。
【6】成長したと思えることは?
良い意味で図太くなったと思います。日本にいた時は周りの目を気にして、「なるべく目立たないように」という思いがありましたが、こちらに来てからは、分からないことがあれば教授の話を遮ってでも質問するようになりましたし、何より自分の意見を堂々と言えるようになりました。というのも、自分の意見を言うことは、別に誰かを非難するというわけでもなく、また、たとえ自分の意見が間違っていたとしても、それはそれで学びに繋がるということを認識させられたからです。特にアジア以外から来ている人たちは、自分の考え方や意見が他人と異なると、すぐに何が違うのかをはっきりさせようとします。こうした意見の交換から、お互いの学びに繋がることがあるのだなと認識しました。
【7】現在通っている学校について教えて下さい。キャンパス内のことや学校スタッフのことなど気づいたことなんでも。
学校のスタッフは基本的に親切丁寧で、ビザやI-20、授業料や滞在に関して、わからないことがあれば何でも助けてくれます。
【8】今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?
マーケティングのクラスで行った、実在する企業のマーケティングプランを作るというグループワークが一番大変でした。企業分析から始まり、プランの策定や収益予想等、日本人同士ならすぐに出来るようなことでも、価値観や考え方の異なる人たちと、そしてそれを英語で進めていくとなると、どれほど難しくなるかはお分かりいただけると思います。実際、僕のチームは、日本人・ドイツ人・インド人・台湾人の4人からなるチームだったのですが、プランの策定段階で意見の相違があり、かなり揉めて苦労しました。最終的には、みんなが納得するかたちにまとまりましたが、やはり大変でした。
【9】一日どのくらいの勉強時間をとっていますか?主にどこで勉強していますか?
その日の課題の量にもよりますが、平均すると1-2時間くらいは毎日勉強していると思います。僕の場合は、基本的にカフェで勉強しています。周りに外人がいるので、その人たちの会話を聞けたり、外の景色を眺めたりできて刺激的だからです。
【10】今学期の1週間の時間割りと授業終了後、週末の過ごし方を教えて下さい。また旅行などに行った場合どこを訪れたかなど・・・。
今学期は基本的に9:30-12:30と13:30-16:30の2つの授業を毎日受けました。日によって朝の授業がなかったり、昼の授業がなかったりしましたが、基本的には毎日何かしらの授業がありました。履修した科目数は8-9個くらいだったように思います。平日の授業後はカフェで勉強したり、Netflixで動画を見たりしています。週末は友達と飲みに行ったり、イベントに参加したり、レンタカーを借りて遠出をしたりしています。最近だと、ヨセミテ国立公園に行きました。
【11】授業料、滞在費を除く1ヶ月の生活費は?
僕の場合、基本外食で、かつ飲んだり奢ったりもあるのであまり良い生活費の指標にはならないかもしれませんが、家賃と授業料を除いて月に20万円くらいは使ってると思います。おそらく、普通に外食をするだけなら月に15万円もかからないと思います。また、自炊をするのであれば、月に10万円もかからないのではないかと思います。参考までに、お店や頼むものにもよりますが、バークレーやサンフランシスコのレストランだと、昼夜問わず1食あたり平均で約1500円はするように思います。ファストフードなら1食あたり約700-800円だと思います。また、家賃は1ルームで10万から15万くらいだと思います。基本的に物価の感覚値としては、東京の1.5倍くらいです。
【12】どのような滞在先に住んでいますか?また滞在で違いを痛感したことがあれば教えて下さい。
今は、UCBerkeleyの学生寮に住んでいます。この寮は、主に化学かコンピュータサイエンスを専攻している学生の寮で、20人ほど住んでいます。聞いた話によると、築50年以上と歴史のある寮らしいです。7割くらいがアメリカ国籍の人なので、英語を教えてもらったり、僕のバックグラウンドである化学の話をしたり出来、とても刺激的な環境です。また、寮に住む知り合いの中には、独自にアプリを開発して、VC(ベンチャーキャピタル)から資金を集めようと頑張っている人も2-3組います。みんなが何かしら明確なゴールやビジョンを持っており、それに向かって熱心に取り組んでいる姿勢からは、日本では感じたことのないエネルギーを感じます。この違いは、すごく刺激的で日本の学生も見習うべきなのかなと思いました。
【13】友達の作りかたでうまくいったこと
僕の場合は、恥という考えがあまりないので、とにかく積極的に話しかけて打ち解けていくことで友達を作りました。また、世界各国の言葉を少しずつ勉強して、会った時に相手の母国語を話すことで、まずは相手を驚かせて面白がってもらえるように努めました。というのも、そうすることで、相手がこちらに親近感を抱いてくれることが多いからです。相手がアメリカ人の場合には、趣味の話やバックグラウンドの話をすることで打ち解けることが出来ました。
【14】今までで嬉しかったことは?また辛かったことは?
嬉しかったことは、意外と自分はどんな環境でもやっていけるんだなと知れたことです。生活スタイルの変化や、食の変化にも思いの外すぐに馴染めて、ホームシックになることもありませんでした。辛かったことは特にありませんが、残念なことはアメリカ人の彼女が未だに出来ていないことです。これに関しては今なお健闘中です。
【15】今の学校で気に入っていることまたは気に入った場所は?お店なども・・・。
学校の近くに色々な種類のレストランがあるので、それが嬉しいです。インド・ブラジル・タイ・アメリカ・和食・中華…なんでもあるので、毎日飽きないです。
【16】Extensionにきている学生の年齢層やコース自体の感想
年齢層は、下は20歳位から上は40歳位まで幅広いです。中には、大学生として来ている人も一人か二人いますが、基本的には就労経験が数年から長いと10年以上ある人たちで構成されています。学生の質も高く、活発かつ建設的な意見の交換が印象的です。基本的に全員英語で意思疎通ができるので、かなり刺激的なクラスです。
【17】授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いのですが、これから留学を目指す後輩たちへのアドバイスをお願いします。
心配事は後を絶たないかもしれませんが、一度しかない人生ですし、とにかく他人と違う経験をするという意味でも、気軽に留学への一歩を踏み出してみたら良いのではないでしょうか。あとで振り返った時、絶対に「あの時あの一歩を踏み出せてよかった」という経験にはなるので、軽い気持ちで留学してみましょう。いわゆる、YOLO(You only live once.)なんじゃないかなと思います。行く前と行った後では、間違いなく日本を見る目、そして世界を見る目が変わると思います。また、一度、自分が乗っていた船(国)を外から眺めてみることで、その船が沈んでいるのか、はたまた、間違った方向に向かっているのかが分かるのではないでしょうか。もし、その船が沈んでいると思い、なんとかしたいと思うのであれば、外から客観的にその船を眺めることは、それを修正する時にもかなり役に立つ良い経験になるのではないかと思います。最後に、励みになるかはわかりませんが、僕の好きな言葉を載せて締め括ります。”Stop Wishing, Start Doing.” “Be Phenomenal Or Be Forgotten.“
T.S. さん 留学体験談
- 男性、30代
- 学校名:ELS Berkeley, UC Berkeley Extension
- プログラム: UC Berkeley Extension: Business Administration, Finance, and Internship
- 留学期間:2~3年
- 留学目標:現地で仕事を得る
【1】留学前と今の気持ちの変化について。
世界で勝負をしてみたいという気持ちが大きくなりました。
【2】出発までに入学に必要な英語力はどのようにつけましたか?また効果的だった方法があれば教えて下さい。
UC Berkeley Extension入学前に語学学校へ6ヶ月通いました。元々は3ヶ月の予定だったのですが、周りに英語がものすごくできる他国からの留学生が沢山おり英語力不足を痛感したため、さらに3ヶ月通うことにしました。また、出来る限り外に出て現地の方と話をするようにもしました。
【3】英語の勉強の他に入学までに何か準備しましたか?
資金面。UC Berkeleyがあるサンフランシスコ ベイエリアは全米で最も生活費が高い地域であるため、何をするにもお金がかかります。そのため予め資金面の準備はしてきました。
【4】現在通っている学校を選んだ理由は?
世界的に有名なUC Berkeleyで学ぶという価値とスタートアップ企業が沢山ある地域であるため。
【5】現在通っている学校について教えて下さい。キャンパス内のことや学校スタッフのことなど気づいたことなんでも。
International Studentに向けてのプログラムなのでクラスにアメリカ人はいません。ただ、ロンドンで生活していた人やそもそも英語が必須の国から来た人も多いので、英語のレベルは非常に高いです。また、講師、スタッフ、学生の全てがUC Berkeleyという名前に誇りを持っているように感じます。
【6】今学期の1週間の時間割りと授業終了後、週末の過ごし方を教えて下さい。また旅行などに行った場合どこを訪れたかなど・・・。
プログラムの特性上、授業は毎週違ったスケジュールで組まれているので、一週間の時間割はありません。通常午前1コマ、午後1コマ(各3時間ずつ)の授業が月曜日から金曜日まであります。
Business Administrationのコースは非常に忙しく、授業終了後や週末はほぼ勉強に費やしました。(最も忙しかった時期は、一週間にテストが6個、レポートが2つ、プレゼンテーションが1つありました。)それ以外の時間は、ジムに行きストレスを発散していました。
【7】授業料、滞在費を除く1ヶ月の生活費は?
3~5万円程度。
【8】友達の作りかたでうまくいったこと
面白エピソードを話して覚えてもらう。
(オーストラリアのワーホリ時にやっていたファームジョブの話をすると、興味を持ってもらえることが多かったです。)
【9】今までで嬉しかったことは?また辛かったことは?
嬉しかったことは英語で勉強出来るレベルに至ったことに気付いた時。辛かったことは周りの英語力の高さについていけてなかった気がした時です。
【10】今の学校で気に入っていることまたは気に入った場所は?お店なども・・・。
校内には自然が多く、歩いていると癒されます。
【11】これから留学を目指す後輩たちへのアドバイスをお願いします。
最初の数ヶ月は大変ですが、そこを耐えればなんとかなります。英語が拙くとも、真面目でしっかりと物事をこなす日本人は他の国の人から信頼してもらえるので、日本人らしさを忘れずに頑張ってください。