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オレゴン州立大学 Oregon State University
S.A.さん 留学体験談
- 男性
- 学校名:Oregon State University
- プログラム:SAWE, VIPS
- 留学期間:2018年9月~2019年6月(日本の大学を3年時に休学)
- 留学目標:漠然としていますが、英語での日常会話の習得と、様々な国籍を持った友達を作ること
【1】留学前と今の気持ちの変化について
正直、あまり自分の考え方や物の捉え方に変化があったとは思いません。もちろん、留学してからの方が、自分に自信が持てたとは思いますが、主観的には実感がないです・・・。
【2】英語力をつけるために出発前に行ったこと
特に「勉強」は一切していません。ただ、出来るだけ英語を聞く機会を増やすよう、努力していた気がします。もともと映画が大好きだったので、留学が決まってからは、以前に見たことある映画を英語字幕で鑑賞したり、登場人物の会話を真似して声に出したりしていました。また、日本の大学で英文学を専攻しており、エッセーの書き方を学んでいたので、これはOSUのライティングの授業で非常にアドバンデージになりました。
【3】勉強以外で留学前に準備したこと
予防接種です(笑)。OSU側から指定された予防接種を受けなければならないのですが、その数が尋常じゃなくて、お金もかかるのでそれは大変でした。あとは日本の大学と、卒業した高校に英文での成績証明書を発行してもらったり、OSUが指定した必要書類の準備に追われました。
【4】学校を選んだ理由
一番の理由は、海外留学推進協会さまの勧めです。カウンセリング前は、「なんか留学したいな?」くらいの軽い気持ちでいたので、正直「ここがいい!」というものはなく、OSUを紹介していただいてから、色々と調べました。その前はオレゴン州という存在すら知らなかったので、ある意味運命です。結果、学校の周りには小さなダウンタウンしかなかったり、賑やかな観光地こそ少ないものの、とても安全で留学生に理解のある人々に囲まれたとても住みやすいところでした。
【5】留学生活で苦労したこと
大変だったことは数えきれないですが、一番はやっぱり言語面です。語学学校と違って、大学は「英会話」を教えてくれるわけではないので、授業の課題に加えて英会話を勉強するのは本当に倒れるかと思いました。英語が聞き取れなければ授業は出席しているだけ、という状況になってしまって、慣れるまでは辛かったです。ただ、友達はみんないい人たちばかりで、英語がうまく喋れなくて、ジェスチャーばかりでもなんとか理解しようと聞いてくれました。
【6】成長したと思うこと
これもやっぱり英会話力です。あとはコミュニケーション面ですね。海外の友達と一緒に時間を過ごすことで、英語で話すことが苦ではなくなり、会話を楽しめるようになりました。逆に、リスニング力はめちゃくちゃ向上した!とは全然思いません(笑)。留学が始まってから半年を超えたあたりで、「お、今日は結構聞き取れるな」と感じることは増えましたが、今でもまだ授業や映画など、何を言っているのかさっぱりわからないこともよくあります。
【7】学校について
キャンパスはとにかく広いです。日本の大学に通っていたので、余計に大きく感じます。大学で一つの街を形成しているような感じです。自然が綺麗で、悪く言えば「田舎」、よく言えば「美しい草原」です!ダイニングホールやカフェも充実していて、食には困りません。学校の中に小さなスーパーもあるので、キッチンで料理も楽しめます。無料で使えるジムもあり、器具も充実しています。筋肉ゴリゴリの生徒がたくさんいて、いつも混み合っておりボディービルダー並みに鍛えています。
【8】今までで一番大変だった授業
留学生しかいない英語を勉強する授業と、現地の学生に混じって受ける授業の2種類を取っていました。留学生向けの授業のリーディング&ライティングでは、個人的に英語でのエッセーは慣れていたので、サイテーションやリサーチなど、時間のかかる作業は多かったですが、辛くはありませんでした。(ただ、もしも日本の大学で書き方を学んでいなかったら、相当苦労したと思います。)逆に、リスニング&スピーキングの授業は大変でした。「リスニングは人によって得意不得意あるでしょ!」と捻くれていたのでまず大変だったのと、グループプレゼンテーションではテーマ決めや構成など、準備の段階から英語で自分の意見を伝えるのに苦労しました。留学生向けではない、現地の学生と受ける授業は、先生の話すスピードも内容も、全てが桁違いで最初から最後まで、何もかも大変でした。半分諦めモードで、テスト前だけ真面目に勉強していました(笑)。
【9】勉強時間と勉強する場所
勉強場所は基本、24時間解放されている図書館です。自分の部屋では一切勉強できない性格なので、予習や課題をするときは図書館にこもっていました。1日の勉強時間は平均で4~5時間くらいだと思います。テスト前は深夜まで図書館に缶詰で勉強していました。
【10】一週間の時間割 (秋ターム)
- | Mon. | Tue. | Wed. |
---|---|---|---|
8:00 ~9:50 |
Listening & Speaking | - | Listening & Speaking |
10:00 ~11:50 |
Reading & Writing | - | Reading & Writing |
12:00 ~1:20 |
- | Social Problem | - |
16:00 ~17:20 |
- | Literature : Fiction | - |
- | Thu. | Fri. |
---|---|---|
8:00 ~9:50 |
- | Listening & Speaking |
10:00 ~11:50 |
- | Reading & Writing |
12:00 ~1:20 |
Social Problem | - |
16:00 ~17:20 |
Literature : Fiction | - |
【11】授業の雰囲気と休みの過ごし方
その授業にも寄りますが留学生向けの授業は、一クラス20人ほどで、国籍は本当に多様です。中国、韓国、インドネシア、インド、トルコ、ロシアなど。ただ、中国人の数が圧倒的に多いです。クラスの6割を中国人で占める授業もありました。授業が終わった後は、毎日宿題です。夕飯はさっと済ませて、図書館に向かっていました。週末は、土日はダウンタウンでご飯を食べたり映画を見たり、たまに車を借りて友達と近くの観光地に行くこともありました。後は一人で部屋でYouTubeを見たり映画を見たりですね。そして遊び終わったら、また勉強です・・・。土日にはどさっと課題が出たので、遊びと勉強の両立は大変でした。留学期間に1ヶ月の冬休みがあったり、他にも休みはちょこちょこあったので、国内だとシアトル、ニューヨーク、フィラデルフィアとカリフォルニア、国外だとカナダに行きました。お金は惜しまず使っていましたね(笑)。
【12】授業料、滞在費の除く1ヶ月の生活費
食事は、ほとんどキャンパス内のダイニングホールで済ましていて、お会計は寮費に含まれている学生IDカードに入っているチャージ分で支払うことができるので、食費はかかりません。お金を使うとしたら、外食をするときや、教科書を買うときなどで、1ヶ月あたり多くても5万円くらいです。教科書を買うことがない月や旅行など行かなかった月は2、3万円ですみます。
【13】滞在先の住んでいたところ
留学生がメインのILLCというに住んでいました。比較的最近建った寮で、中は色とりどりで綺麗な寮でした。さらに、カフェと小さなスーパーが併設しています。またキッチンが各階に1つあったり、共用ですがテレビがあったり、とても充実しています。留学生をサポートしてくれる「ウェルカムデスク」というものや、課題の添削をしてくれるチューターセンターも寮の中に併設されています。
【14】友達の作り方
まずはルームメイトと仲良くなり、そこから彼の友達を紹介してもらったり、友達の友達を紹介してもらったりしていました。自分からアグレッシブに知らない人に話しかける、ということはしなかったです(笑)。クラスメートには積極的に話しかけて、インスタを交換したりしていました。そして、その友達のインスタの投稿にコメントしたりして印象付けをしていました。
【15】嬉しかったこと、辛かったこと
嬉しかったことは、やっぱり英語力を褒められたことです。ネイティブの友達や先生と話していると、たまに「英語綺麗だね」と言ってくれることがあり、その時は自信につながりました。そして辛かったことは、反対に英語が通じなかった時です。何回言っても通じなくて嫌な顔をされたり、言いたいとこが言えなかったり、言語面での悩みは本当にしんどかったです。
【16】学校周辺のオススメの場所
一番の観光地のポートランドは、学校から車で2時間ほどかかりますが、よく遊びに行っていました。ショッピングも全部ポートランドでしていました。学校から近いところだと、歩いて15分のところにダウンタウンがあります。レストランがたくさんあり、アメリカン、メキシカン、日本食など色々楽しめます。一番通ったのは、日本人のオーナーが経営している「SADASUSHI」という日本食屋で、本格的な寿司や丼を食べられます。逆に、それ以外の日本食レストランは、なんというか、ひどいです!
【17】留学後の進路
留学が終わったら、日本の大学3年生の後期からスタートなので、就活です。将来の夢は特にないので漠然としていますが、せっかく留学したのだし、英語を使った仕事につければなぁと思います。
【18】これから留学する方達へ
留学することを決めた、というだけで誰よりも行動力があり、素晴らしいと思います。もちろん、留学してからしばらくは、授業や友達作りで苦労します。自分は、留学前は「1か月もあればちょっとは喋れるようになるでしょ」と思っていましたが、半年以上経った今でも自分の英語力には確固とした自信はありません。最初の1ヶ月は鬱状態でしたし、なんとかして帰国してやろう、と思っていました。でも、安心してください。OSUの生徒は本当に優しいです。日本人の留学生やチューターも比較的たくさんいます。禁断の果実ですが、本当に辛かったら日本人に頼るのもアリです。英語はやはり言語である以上、習得には時間がかかります。自分なりに英語に触れる機会を増やして、ひたすら続ければいつかは結果としてあらわれます。自分を信じて頑張ってください。
A.O.さん 留学体験談
- 20 歳代
- 学校名:Oregon State University
- プログラム・専攻:Nutrition
- 留学期間:2017年4月から(INTO Pathway)
- 留学目標:卒業すること
【1】留学前と今の気持ちの変化について。
留学前はアメリカ大学での授業や環境に対して不安な部分もありましたが、アメリカに来てからは周りのサポートもあってあまり不安を感じません。
【2】出発までに入学に必要な英語力はどのようにつけましたか?また効果的だった方法があれば教えて下さい。
TOEFL iBT 71 を出発する数週間前にとった Developing skills for the toefl test Intermediate の本をテストを受ける6ヶ月前くらいから勉強した。
【3】英語の勉強の他に入学までに何か準備しましたか?
中国語を少し勉強してました。
日本の大学の授業の勉強。
【4】現在通っている学校を選んだ理由は?
自然が豊かで広いキャンパスがあり、安全な街として有名、西海岸で日本に近いから。
【5】留学生活で苦労したこと
初めの2週間ほどは全てが初めてで苦労しました。
一番苦労したことはこっちにきてすぐいきなり携帯が壊れて、wifiのみで約2週間過ごしたこと。建物内はwifiが使えるけど、一歩外に出ると例えキャンパス内でも使えないことが多く、道に迷ったりして大変だった。
【6】成長したと思えることは?
決断力
例え小さなこと(授業選択、食事、プレゼンのトピック、バイトのシフト、遊びの誘いなど)でも全てが自分の決断で成り立っていることを実感します。
【7】現在通っている学校について教えて下さい。キャンパス内のことや学校スタッフのことなど気づいたことなんでも。
規模がとにかく大きいです。
数学のサポートやnative の学生も利用するwriting センターがあり、とても便利です。
学生はジムを無料で利用できます。ジムにはプール、ロッククライミング、アリーナなどの施設があり、放課後は学生で賑わっています。
カフェテリアでは学生もバイトしています(私も)。
【8】今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?
Anthropology : bacc core の授業なので学生は皆必須の科目。歴史が元々苦手なので苦労しています。(夏タームにとっている科目です)ただ覚えるだけではなくて、なぜ起こったのかその影響は何か 今の時代と比較してどうか など知識を元に考えることが基盤にある授業やテストなのでその分大変です
【9】一日どのくらいの勉強時間をとっていますか?主にどこで勉強していますか?
図書館、寮の部屋、建物のフリースペースのような場所
3~4時間
【10】今学期の1週間の時間割りと授業終了後、週末の過ごし方を教えて下さい。また旅行などに行った場合どこを訪れたかなど・・・。
Mon WRITING 10-11:50, PUBLIC SPEAKING 12-12:50, ANTHROPOLOGY 2-3:20, BRIDGE FOR ANTH 3:30-4:50
Tue BRIDGE FOR WRITING 10-11:20, PUBLIC SPEAKING 12-12:50, ANTHROPOLOGY 2-3:20
Wed WRITING 10-11:50, PUBLIC SPEAKING 12-12:50, ANTHROPOLOGY 2-3:20, BRIDGE FOR ANTH 3:30-4:50
Thu BRIDGE FOR WRITING 10-11:20, PUBLIC SPEAKING 12-12:50, ANTHROPOLOGY 2-3:20
Fri NO CLASS
Arnold という学内のカフェテリアで週末、授業後はバイト
夏の間は1週間約20時間バイト
【11】授業料、滞在費を除く1ヶ月の生活費は?
約$200
【12】どのような滞在先に住んでいますか?また滞在で違いを痛感したことがあれば教えて下さい。
寮
夏タームのために別の寮に移って、今トリプルに住んでいます。
今のルームメイトのうちの一人がアメリカ人で、自分のテレビを部屋に持ち込み、ゲームをしていています。私が勉強するときも、私からテレビ消してって言わないと彼女は消さないので、自己主張が必須の文化だなと思います。特に共同生活の場合は。
【13】友達の作りかたでうまくいったこと
留学生の集まりに積極的に参加したり、Arnoldでバイトを始めたことで友達が作れた。
タームごとに授業が違うから、前のタームの時はただの顔見知りでも次のタームでも一緒の授業があったりして友達になったりする。
【14】今までで嬉しかったことは?また辛かったことは?
春のタームでのGPA が3.75以上あって成績優秀者のリストに入ったこと。
Arnoldでのバイトで専攻、出身国、年齢の違う様々な人に会って話をして友達を作れたこと。
初めの頃、会話、特に大人数での会話に全然ついていけなくて、ずっとただ笑って過ごして、とても辛かった。ゆっくりでもいいからそういう時話す努力をして、分からなかったら聞き直していくうちに、少しずつ慣れてきたように思う。
【15】今の学校で気に入っていることまたは気に入った場所は?お店なども・・・。
Library (24 hours open)
Benny's donuts
Koriander
T J Maxx
Trader Joe's
Sada sushi (Portland)
【16】授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いのですが、これから留学を目指す後輩たちへのアドバイスをお願いします。
宿題が多く、週末も勉強だけの時もあるけど、その分確実に充実しているし、こんなに自分のやりたいことに集中できる時間があることは学生の特権だと思います。アメリカの大学は課題のポイントもmid, final 同様に重要視されるから日々課題を提出することが結構大事で、そこが日本の大学と違うところだと思います。
例えテストで失敗しても課題等で挽回のチャンスがあるってことなので、その分気楽な部分もあります。
編入留学してよかったって本気で思っています。
D.H. さん 留学体験談
- 20代、男性
- 学校名:Oregon State University
- プログラム:Study abroad with English
- 留学期間:9ヵ月
- 留学目標:英語力の向上、他国の文化を肌で感じる、日本では味わえない経験を通して人間的に成長する
【1】留学前と今の気持ちの変化について。
留学前は英語力を付けようと思ってアメリカに行ったが、実際に人とのコミュニケーションで文化の違いを肌で感じ、言語能力以外にも大切さを感じた。また、ほとんどしゃべれないで行ったにも関わらず、たくさんの友人ができ、いつも助けてくれることに心から感謝している。
【2】出発までに入学に必要な英語力はどのようにつけましたか?また効果的だった方法があれば教えて下さい。
とりあえずTOEFLの点数が必要だったので、日本の大学の教材や英語をつかえる場に積極的に行った。最終的に目標点数をとることができなかったので、アメリカに来た当初はとても苦労した。
【3】英語の勉強の他に入学までに何か準備しましたか?
日本の文化について少し紹介できるようにお土産を持ってたり、文化について勉強した。
【4】現在通っている学校を選んだ理由は?
自分の学びたい専攻分野が有名な大学で兄弟が同じ州に留学経験があったため。
【5】現在通っている学校について教えて下さい。キャンパス内のことや学校スタッフのことなど気づいたことなんでも。
一番の特徴は人間の温かさだと思います。アジア人にもとても親切です。他の州に旅行も行ったがオレゴンの人はほんとにいい人が多いです。ただ、冬場は雨が毎日降るので少し気が重いです。コーバリスの街はほとんど何もなく大学メインの街です。退屈という人もいるが一年なら全然いいと思います。人種的には白人がメインで黒人は少ないです。アジア人も少なくなく、中国人はどこに行ってもいます(笑)グローバルな大学だなと感じます。
【6】今学期の1週間の時間割りと授業終了後、週末の過ごし方を教えて下さい。また旅行などに行った場合どこを訪れたかなど・・・。
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 |
---|---|---|---|---|
4コマ | 2コマ | 4コマ | 1コマ | 3コマ |
1コマ 50分~170分授業
週末は土曜日に大学のスポーツを見に行ったり、飲みに行ったり、近場にドライブや遊びに行ったり、日曜は基本的に宿題です。
カリフォルニアとフロリダに長期休みの間行ったが、同じアメリカでも気候や人種や雰囲気が全然違った。
【7】授業料、滞在費を除く1ヶ月の生活費は?
基本的に食事は大学の食事プランに入っているので遊びや買い物に2~3万程度
【8】友達の作りかたでうまくいったこと
常に笑顔でいること!!英語が喋れなくてもそれを武器だと思ってどんどん話かける。
【9】今までで嬉しかったことは?また辛かったことは?
みんなからいつも笑顔でいいやつだなっていわれたこと、英語が喋れなくてもやさしく接してくれる。
つらかったのはやはりそれでも、アジア人として見られることがある。アメリカ人と恋愛しようとすると難しいなとかんじた(笑)
【10】今の学校で気に入っていることまたは気に入った場所は?お店なども・・・。
大学がアメリカのトップリーグに所属しているので、スポーツ観戦などがタダでできます。スポーツ好きな人には本当にいいと思います。後はやっぱり人がいいことですね。
【11】これから留学を目指す後輩たちへのアドバイスをお願いします。
最初は不安だけど、できないからやらないのではなく、できないからこそトライしてほしいと思います。迷ったらやってみる、行ってみることを強くお勧めします。思ってもないことがたくさん起きて毎日刺激的で本当にいい経験になると思います。勇気と多少のクレイジー差が重要!